1985年開通。水戸駅(水戸市)から鹿島サッカースタジアム(鹿嶋市)までを結ぶ。鹿島サッカースタジアム駅はサッカー試合日のみ営業する臨時駅であり、列車はJR鹿島線の鹿島神宮駅まで乗り入れる。
列車はほとんどが2両編成のディーゼルカーによるワンマン運転。水戸-鹿島神宮間の列車のほか、水戸から大洗・新鉾田間の区間列車も存在する。
鉄建公団の建設した路線のため、踏切はほとんどなく、長い高架や直線、立体交差が特徴である。このためディーゼルカーは直線区間を高速走行する。
高架は老朽化が進んでいるが、電化に備えて架線柱を立てるスペースがある。駅施設や高架は豪華なつくりである。
現在の車両
- 6000形:開業時から在籍する冷房車。縦型エンジンが残っており、車内は関東では珍しい転換クロスシートが一部に使われている。「ガールズアンドパンツァー」や水族館「アクアワールド大洗」のラッピング車も在籍。
- 8000形:2016年より導入されている新型車両。3ドアロングシートとなった。中央ドア上にはLED表示機が付いたが、妙にテッカテカである。
特徴のある駅
- 大洗駅:本社を兼ねている。「ガールズアンドパンツァー」のパネルや、6000形を模したプランターなどが駅構内に見られる。
- 涸沼(ひぬま)駅:汽水湖である涸沼の最寄り駅で、観光センターを兼ねたカラフルな駅舎がある。
- 鹿島大野駅:関東の駅百選認定。駅舎がデカい。
- 長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅:長い。
- 鹿島サッカースタジアム駅:路線上は終点であるが、前述の通り臨時駅であり、サッカー試合日のみ列車が停車する。
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