山口県は本州最西端に位置する県です。かつて長州藩と称され、特に幕末から激しく変わる時代の中で起こった事象の多くの舞台となり、現代では九州との交通の要衝である関門海峡・関門トンネル・関門大橋の本州側のゲートとなっています。

• 定番ポイント
  • 錦帯橋 - 岩国市の錦川にかかる橋。アーチの形状の美しさもさながら、部材の締結に釘を一切使用せず、組木の工法で造られている。
  • SLやまぐち号 - JR山口線の新山口 - 津和野間で、冬季以外に運行されるSL列車。日本のSL動態保存の嚆矢ともいえる列車。

• 「ずらし旅」ポイント
  • KDDIパラボラ館 - 日本最大の衛星通信施設である「KDDI山口衛星通信所」に隣接する、同施設の紹介や衛星通信に関する物事が学べる施設。
  • 宇部興産専用道路 - セメント生産の「宇部興産」が所有する、美祢市の伊佐工場から宇部市の宇部工場までを結ぶ全長31.94kmの「私道」。この中には宇部港の海上を渡る「興産大橋」も含まれる（もちろん私道）。私有地につき道路関連法の適用を受けないので、日本の一般道路で走れないような大型のダブルストレーラーが通行する。また専用道路は一般立入禁止で、一般道路と交差する地点には鉄道と同じ踏切が設けられており、ダブルストレーラーが通過する際は遮断機が降りる。